前回の記事でイケアに行ってきた
という話をしたのですが
あなたはイケアに行った事ってありますか？
ただ、ただ安くて
ただ、ただ広くて疲れる
だけじゃなくて
イケアの魅せ方（売り方）って
すごいなぁーと感心したんですよね。
遠いので年に数回行くか
行かないかなのですが
毎回毎度感動して私は帰ってきます。
もしも、行った事がないのなら
欲しいものがなくてもいつか行ってみてほしいです。
ウィンドウショッピングのつもりで行っても
魅せ方がうまいので何かが欲しくなること間違いありません。
財布は必須です！
でね、行った事がある人はわかると思うのですが
イケアはお店に入ると
道順に沿ってお店をまわっていくんですね。
最初にショールームをみて
そのあとジャンルごとに商品の棚をみて
最後に大物を自分で
倉庫の棚からとってレジにいくスタイル。
この最初のショールーム戦略がスゴイ。
まず、
リビングやダイニング、キッチンや寝室、
子ども部屋などの小さいショールムを見てまわるのですが
この戦略、魅せ方が
すごくうまいな～って思うんです。
まったく興味がないものを
欲しくさせる魔法がショールームに
かけられている感じ。
この商品を買うとこんな風に使えて
このお部屋がこんな風になりますよ～。
と、商品を購入したあとの
イメージを生で見せてくるわけです。
ちょっとこれみてみてください
↓ ↓ ↓
（イケアのショールーム）
たとえば↑のショールームの壁をみてみて？
子どもが書いた絵が額縁に入れられて
壁にバーーッと飾ってありますよね。
子どもが保育園や学校で書いてきた
絵やちょっとした落書きって
捨てようにも捨てられなくないですか？
一部は捨てて一部はマステで壁に適当に
ペタペタはったりしてるけど
見た目が…
ちょっとねぇ…
やり場に困るカワイイわが子の絵、
こうやって額ぶちに入れて
お家の壁に飾ればいいのか！きらーん！
額ぶちに入れて飾るだけでインスタにのってるような
お洒落なおお家に近づける気がする。
生活感むんむんのわが家が
お洒落なお家になるかもしれない！
このような妄想がもくもく広がるんですよね。
ちょっと額ぶち買っちゃおうかな♪
って思っちゃいませんか？
もし、この額縁が
ただ普通に商品棚に陳列されたとしても
確実にスルーしちゃいますよね？
自分には関係ないコーナーだと思って
立ち止まりもせず素通りしちゃいませんか？
でも、ショールームで
使用している様子をイメージできることによって
妄想しまくって興味をもって欲しくなるんですよね。
ものを売る、魅せるって
こういうことなんだ！ってビビっと
何かがつながる感じがしませんか？
パソコンを売るときも
この売り方・魅せ方を使えば
即買いしていただけます。
こんな風に使えますよ。
と、使っている様子を
イメージさせてあげるわけです。
フリマサイトでは実物をナマで
見せてあげることはできないけれど
文字や写真でそれをしっかりと伝えてあげます。
何ができるか
どんな風に使うか
みてくれた人が
使ってる自分をイメージできるように
しっかりと書いてあげる。
みてくれた人が
思いえがいてる使い方ができることを
しっかりと伝えてあげる。
このポイントさえ押さえておくだけで
パソコンは自然と勝手に売れてゆきます。
今回はたまたまイケアに行ってきたので
イケアの話をさせていただきましたが
日常生活のいたるところで
「使ってる未来の自分をイメージさせる戦略」
が使われていて、
実際に私もその戦略にハマって
よく買い物をしているなって思うんですね。
日常生活の中に「売る」ための戦略が
実はたくさんころがってたりします。
たんなる消費者として毎日を
適当に過ごすのではなく
日々、アンテナを立てて
魅せ方も学んでいきたいものですね。
現場からは以上です。
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